来年に向けてミニマリズムを目指そう！年末を リフレッシュして迎えるための新たな計画と習慣
年の終わりは、過去の失敗や未完の事柄をリセットするのに最適な時期です。「物が捨てられない」「来年はミニマリストになりたい」といった気持ちを、年末にはクリアにしておきたいですね。心地よい一年の締めくくりのため、自己の「思考」「物」「習慣」を見直してみましょう。
自己理解を深める思考の見直し
「モヤモヤしている」「自分の望むことがわからない」と感じていませんか？年を締めくくるにあたり、まずは自分の「思考」を再考し、モヤモヤの原因を解明することで、やるべきことや今後の方向性を定める手助けができます。
理想の生活はどんなものですか？
過去一年を振り返り、「こうすればよかった」「もっとああすべきだった」と感じることはありませんか？新たな年には、どのような生活を望みますか？「愛着のある物に囲まれたい」「無理せず自然な自分でいたい」といった理想を描き、それがどう自己実現につながるかを考えてみてください。
未完のことや心配事は何ですか？
未完のことや心配事が残っていると、心にずっともやもやが残ります。全てを紙に書き出してみましょう。思った以上に簡単に解決できることも多いものです。時間がかかると思われることは、小さなステップに分けて、隙間時間やまとまった時間を利用して計画的に進めると良いでしょう。
周囲を整理整頓するには？
周囲が乱れていると落ち着かない気持ちになるものです。今の自分に必要なもの、不要なものを見極める良い機会です。物質的なものだけでなく、不必要な出費ややめたい習慣、エネルギーを奪う人間関係や時間の浪費となるSNSの使用も見直しの対象です。自分にとって本当に必要なもの、これからの人生で欠かせないものかどうかを見極めてください。
生活の質を高めるための物品の選び方
モノを減らす過程で、予想外に理想からかけ離れた結果になってしまったことはありませんか？これは、単に「モノを減らす」ことに重点を置いてしまうためです。ミニマリズムに憧れるのは、その洗練された生活スタイルが理想だからです。目指すべきは「生活の質を向上させる」こと。この視点で物を見直してみましょう。
必要なものだけを持つ
無計画に物を減らしてしまうと、必要な物まで手放してしまうことがあります。まずは、自分にとって不要な、使わないものから整理を始めましょう。さらに物を減らす場合は、不必要な物、代替可能な物、一つあれば充分な物に絞り込んでください。段階的に整理を進めることで、必要最低限の物だけに絞り込むことができます。
消耗品は定番を決める
特売でつい購入してしまう日用品や化粧品などの消耗品は、気が付くと不必要に多くなってしまいます。シャンプーやタオルなど、毎日使う消耗品は定番を決めて購入するようにすると、余計な物が増えることを防ぎ、シンプルな生活へと移行することが可能です。
道具は使いやすさと品質を重視
日常的に使う掃除道具やキッチンツールなどは、使用頻度が高いため、使いやすく、品質の良いものを選ぶことが重要です。使いにくかったり、見た目が気に入らない道具は、日々のストレスの原因になります。すぐに全てを取り替えるのは難しいかもしれませんが、徐々に高品質なものへと更新していくことで、快適な生活につながります。
ミニマリストとしての習慣を確立する
ミニマリズムは単に「物を減らすことがゴール」ではなく、日々自宅に流入する物を管理し続けることが必要です。これが大変に思えるかもしれませんが、実は日常生活で簡単に継続できる習慣を紹介します。
毎日一つの物を手放す
「毎日一つ手放す」という習慣は、日々一つずつ物に向き合い、それを手放すことを意味します。断捨離に挑戦しては挫折してきた人でも、この方法なら続けられるかもしれません。物を捨てるだけでなく、フリマアプリで売る、リサイクルショップに持っていくなどの方法もあります。使える物を必要としている人に届けることも大切です。デジタルミニマリズムもおすすめで、不要なアプリの削除やメルマガの解約も含まれます。
物の出入りのバランスをとる
家に物を増やさないためには、新しい物を受け入れるよりも多くの物を手放すことが重要です。新しい物を購入する場合は、古い物を手放すというルールを設けましょう。これには同じ種類の物でなくても構いませんが、物の総量を管理することがポイントです。
手放す基準を設定する
ミニマリストとして継続的に少ない物で質の高い生活を送るためには、手放すための基準を明確にすることが役立ちます。「高価だったから」「いつか使うかもしれない」という過去の考え方ではなく、「今の私にとっての価値」「将来的にどれだけ使うか」という現在と未来を基準に決めます。また、「忘れていたら手放す」「一定数以上は持たない」といった自己ルールも設けると良いでしょう。
これらの習慣を見直すことで、快適に新年を迎える準備ができます。年末は周囲を整理し、有意義な生活へのステップとして最適なタイミングです。来年こそミニマリストとして新たな一歩を踏み出しましょう。
