「玄関が狭くて靴や荷物があふれてしまう…」「賃貸だから収納を増やす工事はできない…」そんな悩みを抱えていませんか？実は、ちょっとした発想の転換と手軽なアイテムを使えば、狭い賃貸玄関でもスッキリ片付き、使いやすく生まれ変わります。
この記事では、靴収納の効率化から玄関ドア裏活用、靴以外の物の整理法、見せる収納テク、賃貸でもできるDIYアイデアまで、今すぐ真似できる実用的な方法を25選ご紹介します。どれもお金をかけずに始められ、見た目も美しくなる工夫ばかり。読むだけで、あなたの玄関収納の可能性がグッと広がります。
玄関の限られたスペースを最大限活用する方法
靴の収納数を2倍にする縦置きラック
狭い玄関で一番場所を取るのは、やはり靴です。床に直接置くとすぐに散らかって見えますし、来客のたびに慌てて片付ける羽目になります。そこで役立つのが「縦置きラック」。通常、靴は横並びで置くため、一足分の幅をそのまま占有しますが、縦置きタイプを使えば、一段に2足分を重ねて置けます。例えば、上段に普段履きのスニーカー、下段にあまり履かないパンプスやサンダルを置くと、取り出しやすさと収納効率が両立します。
縦置きラックはホームセンターや100均、ネット通販でも手軽に手に入り、デザインも木製・スチール・樹脂製など多様。狭い玄関の場合は、奥行きが浅いタイプを選ぶと圧迫感を減らせます。靴底が互いに触れない構造のものを選べば、汚れ移りも防げます。また、ラックの下にキャスターを付ければ掃除も簡単。特に賃貸では床に穴を開けられないため、置くだけで使えるタイプが便利です。
さらに、靴以外にも活用できます。上段に靴、下段にスリッパや折りたたみ傘を収納するなど、柔軟な使い方が可能。色や素材を玄関の雰囲気に合わせれば、ただの収納ではなくインテリアとしても活躍します。省スペースで使い勝手の良い縦置きラックは、狭い賃貸玄関の救世主です。
壁面を活かした吊り下げ収納
玄関の壁は、意外とデッドスペースになっています。ここを有効活用するのが「吊り下げ収納」です。例えば、壁に取り付けるフックや有孔ボードを使えば、鍵・帽子・バッグ・折りたたみ傘などをスッキリ収納できます。有孔ボードなら、フックや棚を自由にレイアウトできるので、季節や用途に合わせて収納を変えられます。
賃貸の場合、壁に直接ネジを打てないことが多いですが、突っ張り式のポールや、貼って剥がせる粘着フックを使えば穴を開けずに設置できます。最近は耐荷重が5kg以上ある強力タイプもあり、軽い靴棚や小物収納も壁面に設置可能です。
吊り下げ収納のメリットは、床を占有しないため、玄関が広く見えること。特に傘や掃除用具など長さのあるアイテムは壁に沿わせるとスッキリします。デザインを揃えたカゴや布袋に入れて吊るせば、生活感も抑えられます。収納力だけでなく見た目も美しく保てるので、インテリアとしても優秀な方法です。
扉裏に隠す収納ワザ
玄関の収納スペースを増やすには、普段気づかない「扉の裏側」を活用するのがおすすめです。靴箱や玄関ドアの裏は、見えにくい場所なので生活感を隠しながら収納を増やせます。例えば、靴箱の扉裏にスリムなフックを付ければ、靴べら、折りたたみ傘、エコバッグなどを吊るせます。また、ドア裏にはマグネット式のポケットを取り付ければ、鍵や印鑑、郵便物をまとめて管理可能です。
賃貸でも使える粘着式フックやマグネット式ラックは、取り外しが簡単で跡が残りにくいのがメリット。ドアの材質によってはマグネットが使えない場合もありますが、その場合は「マグネットシート」を貼ることで対応できます。扉裏は普段開け閉めの動作とセットで使うため、「ついで収納」がしやすく、片付けの習慣化にも効果的です。収納したいアイテムは軽量のものを選び、落下防止の工夫をすれば、快適に使い続けられます。
玄関マット下の隠し収納
「そんなところに収納が!?」と驚かれるのが、玄関マット下を使った隠し収納です。玄関マットは汚れを取るだけでなく、その下に薄型のケースを置けば、普段使わないアイテムを収納できます。例えば、来客用のスリッパ、防災グッズ、掃除用シートなど、日常的にはあまり使わないけれど玄関に置いておきたい物を入れると便利です。
収納ケースは高さ5cm程度の薄型を選ぶと、踏んだ時の違和感が少なくなります。防水性のある素材を選べば、雨の日も安心。さらに、マットとケースを滑り止めシートで固定すれば安全性も高まります。この方法は見た目がスッキリするだけでなく、防犯面でも効果的。外から見えない場所に置くため、他人に存在を気づかれにくいのです。限られたスペースを有効活用する「隠す収納」の代表例と言えます。
賃貸でも安心の突っ張り式ラック
賃貸で壁や天井に穴を開けられない場合、突っ張り式ラックは救世主的存在です。天井と床、または左右の壁に突っ張ることで、しっかり固定され、棚やフックを取り付けられます。例えば、玄関の天井近くに突っ張り棚を設置すれば、季節外の靴や帽子、アウトドア用品などを置けます。下にスペースが空くので、靴や傘立てもそのまま置けるのが魅力です。
突っ張り式は高さや幅を調整できるため、玄関の形状に合わせて自由に設置できます。また、最近はデザイン性の高い木目調や黒スチール製のものも多く、インテリアに溶け込みやすいです。賃貸で「収納が足りないけれど、DIYは難しい」という方にもピッタリ。設置・取り外しも簡単なので、引っ越しの際にも再利用できる点が経済的です。突っ張り式ラックは、省スペース・高収納・賃貸対応の三拍子そろったアイテムです。
玄関ドア周りを収納に変える裏ワザ
ドア裏ポケットの活用
玄関ドアの裏側は、意外と“収納の宝庫”です。ここに布製や樹脂製のドア裏ポケットを取り付ければ、小物を整理しながら省スペース収納が可能になります。ポケットには郵便物、回覧板、手袋、マスク、鍵などをまとめて入れられるため、「あれどこに置いたっけ？」という探し物の時間を減らせます。
取り付け方法は簡単で、マグネットタイプや粘着フックタイプを選べば、賃貸でも穴を開けずに設置可能。マグネット式なら取り外しも自由なので、掃除や模様替えもラクです。さらに、透明ポケットを選ぶと中身が一目でわかり、出し忘れ防止にもなります。
ただし、ドアは頻繁に開閉されるため、重い物を入れると落下や破損の原因になります。軽くて薄い物を中心に収納し、必要に応じてポケットを複数段にして使えば、見た目もスッキリしつつ使いやすさが向上します。
マグネット式小物収納
スチール製の玄関ドアなら、マグネット式の収納アイテムがとても便利です。マグネット式のフックやトレー、傘立てを使えば、ドア自体が立派な収納スペースに変身します。特に玄関に置きたいけれど、床に物を置きたくない場合に最適です。
例えば、玄関ドアの下部にマグネット傘立てを付ければ、床のスペースを有効活用できます。上部には鍵や印鑑を置く小物トレーを設置すれば、外出前の準備がスムーズになります。また、最近では耐荷重のある強力マグネット式ラックも増えており、靴ブラシや消臭スプレーを置くことも可能です。
注意点は、マグネットの磁力とドアの材質を事前に確認すること。もし磁力が弱い場合は、マグネットシートを貼ることで対応できます。掃除や取り外しも簡単なので、季節に合わせて配置を変えるのも楽しい方法です。
傘立て一体型ドアフック
狭い玄関では、傘立てを置くとそれだけで通路が狭くなります。そこで役立つのが「傘立て一体型ドアフック」です。ドア上部や横に引っ掛けるだけで、折りたたみ傘や長傘をすっきり収納できる優れもの。
このタイプは省スペースで床を占有しないため、掃除の邪魔にもなりません。さらに、ドアの開閉に合わせて傘も動くため、置き忘れを防げるというメリットもあります。デザインもシンプルな金属製や木製が多く、玄関インテリアの邪魔にならないのもポイント。
雨の日の濡れた傘は水滴が落ちるので、受け皿付きや防水加工のあるタイプを選ぶと安心です。賃貸でも簡単に取り付けられ、引っ越し先でも使えるのでコスパも高い収納法です。
鍵＆郵便物のスマート収納
玄関は鍵や郵便物が散らかりやすい場所です。それを防ぐには、玄関ドア付近に専用の収納スペースを設けるのが効果的です。マグネット式の鍵ホルダーや郵便物ラックをドアや壁に取り付ければ、帰宅後すぐに置けて紛失防止になります。
郵便物は一時的に置くだけなら浅いトレー型、整理も兼ねるなら仕切り付きポケットがおすすめ。鍵はフックタイプに加え、最近では差し込むだけで固定できるスロット式ホルダーも登場しており、見た目もスマートです。
この収納法は「定位置管理」がしやすく、毎日の動線をスムーズにしてくれます。特に朝の忙しい時間に「鍵がない！」と焦るストレスを大幅に減らす効果があります。
帽子・手袋の季節別収納
季節によって使う帽子や手袋は変わりますが、玄関に置いておくと出かける時に便利です。ただし、放置すると雑然とした印象になるため、シーズンごとに入れ替えながら収納するのがポイントです。
フックや吊り下げネットをドア裏や壁に取り付ければ、帽子も型崩れせず保管できます。手袋は布製ポーチやカゴにまとめて入れ、必要なときにサッと取り出せるようにしましょう。オフシーズンの物は収納ボックスに入れてクローゼットへ移動し、玄関にはその季節のアイテムだけを置くとスッキリします。
この方法は収納量を抑えつつ、使う頻度の高い物だけを残すので、玄関が広く見える効果もあります。季節感を楽しみながら収納を変えられるのも魅力です。
靴以外のものも収納できるアイデア
スポーツ用品の省スペース収納
スポーツをする家庭では、玄関にボール、ラケット、スケートボードなどが増えてしまいがちです。しかし、そのまま置くと通行の邪魔になり、見た目も雑然とします。省スペースで収納するには、壁面や突っ張り棒を活用した縦置き収納がおすすめです。
例えば、バスケットボールやサッカーボールはネットバッグに入れて壁に吊るせば、転がる心配がありません。ラケットやスケートボードは専用のラックやフックを設置し、立てかけずに固定することで倒れにくくなります。また、玄関の天井近くに棚を設け、季節外のスポーツ用品を収納すると、普段は邪魔にならずスペースを有効活用できます。
賃貸でも突っ張り式の収納ラックや、貼って剥がせるフックを使えば、壁や床を傷つけずに設置可能。収納場所を決めておけば、片付けの習慣も自然と身につきます。
ペット用品の玄関常備アイデア
ペットを飼っている家庭では、リードやうんち袋、足拭きタオルなど、外出用のアイテムを玄関に置いておくと便利です。ただ、バラバラに置くとすぐに散らかるため、専用のペット用品コーナーを作るのがおすすめです。
壁に小さな棚やフックを設置し、リードは吊るす、タオルはカゴにまとめる、うんち袋は専用ケースに入れるなど、種類ごとに収納を分けると使いやすくなります。さらに、ペットの防寒服や虫よけスプレーなど、季節ごとのアイテムも一緒に置けば、お出かけ前の準備がスムーズです。
匂いが気になる場合は、密閉できるボックスや防臭袋を活用しましょう。見た目をスッキリさせたい場合は、収納アイテムの色や素材を統一することで、玄関インテリアに馴染みます。
お掃除グッズのスリム収納
玄関は外からのホコリや砂が入りやすいため、すぐ掃除できる体制があると便利です。ほうきやちりとり、コロコロなどの掃除道具は、スリムな収納を意識しましょう。
突っ張り棒を壁際に設置して吊るしたり、靴箱の側面にフックを付けて引っ掛けたりすると、場所を取らずに保管できます。コードレスのハンディ掃除機も、玄関に充電スタンドを置けば使いたい時にすぐ手に取れます。
掃除グッズは見える場所に置くと生活感が出やすいため、カーテンや扉で隠せるスペースにまとめるのがポイントです。最近では、おしゃれなデザインの掃除道具も増えており、あえて“見せる収納”としてインテリアの一部にするのもアリです。
買い物バッグのスマート収納
エコバッグや買い物用トートは、使う頻度が高いものの収納に困るアイテムのひとつです。玄関に専用の収納場所を作っておくと、外出時に忘れにくくなります。
玄関の壁や靴箱の側面にフックを取り付け、バッグを畳んで掛ける方法がシンプルで使いやすいです。また、カゴやボックスを靴箱の上に置き、そこにまとめて入れる方法もおすすめ。バッグのサイズや種類ごとに仕分けておくと、目的に合わせてサッと取り出せます。
さらに、折りたたみバッグはポーチに入れてフックに吊るすと、見た目もスッキリします。収納場所を固定すれば、家族全員が使いやすく、片付けやすくなります。
防災用品の目隠し収納
防災グッズは「いざという時」にすぐ取り出せる場所に置くことが重要です。玄関は外に出やすい場所なので、防災リュックや非常食、簡易トイレなどを置くのに適しています。ただし、そのまま置くとごちゃついた印象になるため、目隠し収納がポイントです。
例えば、大きめのバスケットや収納ボックスにまとめて入れ、フタを付けて靴箱の横に置くと見た目も整います。カーテンで隠す方法も有効です。中身は定期的に点検し、期限切れの食料や電池は交換しましょう。
また、リュック型の防災セットを用意しておけば、緊急時に背負ってすぐ避難できます。玄関に置くことで、避難時の動線がスムーズになり、安全性が高まります。
見せる収納で玄関を広く見せるテク
オープンラックで圧迫感を減らす
狭い玄関では、収納家具の圧迫感が空間をさらに狭く感じさせます。そこで活躍するのが、背板のないオープンラック。開放感があり、光も通すため、玄関が明るく広く見えます。
靴や小物を置く場合は、同系色のボックスやバスケットを使うと統一感が生まれ、散らかって見えません。また、棚板の高さを調整できるタイプなら、長靴やブーツも収納可能です。オープンラックは見せる収納なので、物を詰め込みすぎないのがポイント。7割程度の収納量に抑えると、スッキリ見えます。
さらに、棚の上に小さな観葉植物やアロマディフューザーを置けば、玄関の第一印象がグッと良くなります。賃貸でも設置や移動が簡単で、引っ越し時にも再利用できるのが魅力です。
カゴやボックスで統一感を出す
見せる収納を成功させるコツは、「統一感」です。特にカゴやボックスは、色や素材を揃えるだけで一気に整った印象になります。例えば、ナチュラルテイストの玄関ならラタンや布製、モダンテイストならモノトーンの樹脂製ボックスが合います。
サイズを揃えたボックスを棚に並べれば、中身が多少雑多でも外からは見えず、スッキリ感を保てます。ラベルを付ければ家族全員が中身を把握でき、探し物の時間も短縮可能です。
また、季節ごとにボックスの中身を入れ替えれば、必要な物だけを置けて無駄なスペースを減らせます。収納しながらインテリア性も高められる方法です。
ミラー付き収納で広く見せる
鏡は空間を広く見せる効果があります。玄関にミラー付き収納を置けば、収納力と視覚的な広がりを同時に得られます。特に縦長の姿見ミラーは、外出前の身だしなみチェックにも便利です。
ミラー付きのシューズラックやキャビネットは、扉を閉めれば中が隠れ、生活感を出さずに収納できます。明るい色の家具と組み合わせると、より開放感が増します。
注意点として、鏡は定期的な掃除が必要です。玄関は外のホコリが入りやすく、鏡が曇りやすいので、柔らかい布で拭き取る習慣をつけると常に清潔な印象を保てます。
色をそろえてスッキリ効果
玄関の印象を大きく左右するのが「色の統一」です。収納家具やボックスの色をそろえるだけで、視覚的に広く見せることができます。特にホワイトやベージュなど明るい色は、光を反射して空間を明るく見せる効果があります。
また、壁や床の色と収納家具の色を合わせると、家具が背景になじみ、存在感が薄れてスッキリします。逆に、差し色としてワンポイントの小物を置くと、単調にならずおしゃれ感が出ます。
色をそろえるだけならコストもかからず、すぐに実践できるテクニックです。賃貸の玄関でも簡単に取り入れられます。
植物を使った癒しの収納ディスプレイ
収納に観葉植物を取り入れると、玄関が一気に爽やかで welcoming な雰囲気になります。棚の上や靴箱の一角に小鉢を置くだけでも、柔らかい印象を与えられます。
多肉植物やエアプランツなら手入れが簡単で、日光が少ない玄関でも育てやすいです。吊り下げタイプのプランターを使えば、床や棚のスペースを圧迫せずに緑を楽しめます。
植物と収納を組み合わせることで、実用性とデザイン性を両立できます。例えば、カゴにスリッパを収納し、その隣に植物を置けば、生活感をやわらげる効果があります。
賃貸でもできるDIY収納
100均アイテムで作る靴棚
賃貸では大掛かりな工事ができないため、100均アイテムを使った靴棚DIYが人気です。ワイヤーネットやカラーボックス、突っ張り棒を組み合わせれば、低予算でオリジナルの靴棚が作れます。
例えば、カラーボックスにワイヤーネットを取り付け、棚板として使えば、靴の高さに合わせて調整可能。突っ張り棒を使えば、奥行きの浅い靴棚も簡単に作れます。板やネットはカットしても低コストなので、失敗してもやり直しやすいのもメリットです。
作成後は、耐水性のあるマットやシートを敷くと靴の汚れが直接棚に付かず、掃除も簡単になります。自分の玄関サイズにぴったり合わせられるのがDIYの魅力です。
有孔ボードで自由自在の収納
有孔ボード（ペグボード）は、賃貸玄関の収納力を一気に高める便利アイテムです。壁に立てかけたり、突っ張り棒に固定したりすれば、穴を開けずに使えます。
フックや棚板を自由に配置できるため、鍵や帽子、傘、スリッパなど様々な物を1枚のボードにまとめられます。模様替えや季節ごとの入れ替えも簡単で、必要に応じて収納レイアウトを変えられるのが魅力です。
見た目もおしゃれで、色や素材のバリエーションも豊富。ナチュラルな木製なら温かみがあり、ホワイトやブラックはモダンな印象に仕上がります。
すのこで作るスリム収納
すのこは軽くて加工しやすく、賃貸向けDIYにぴったりです。2〜3枚のすのこを組み合わせ、木工用ボンドや結束バンドで固定するだけで、スリムな棚やラックが作れます。
玄関の隙間に合わせたサイズで作れるため、市販の家具では入らないような狭いスペースにもピッタリ設置可能です。すのこは通気性が良いので、靴や湿気のこもりやすい物を収納するのに最適です。
ペイントすれば好みの色にでき、インテリアにも合わせやすくなります。必要なくなったら分解して別の用途に再利用できるのも嬉しいポイントです。
突っ張り棒で作る棚
突っ張り棒は、賃貸玄関収納DIYの定番アイテムです。2本の突っ張り棒を平行に設置し、その上に板を乗せれば簡単に棚が作れます。
靴箱の上や玄関の天井付近など、ちょっとしたスペースを有効活用できます。棚の上には帽子やバッグ、防災用品などを置くと便利です。
さらに、突っ張り棒にS字フックを掛ければ、傘やリードなどを吊るす収納にもなります。工具不要で設置でき、取り外しも簡単なので、引っ越しの多い人にもおすすめです。
賃貸OK！貼って剥がせる収納棚
最近は、強力な粘着テープや吸盤を使った「貼って剥がせる収納棚」が人気です。壁や扉に穴を開けずに設置でき、必要がなくなればきれいに剥がせます。
玄関では、靴べらや鍵、小物類を置くミニ棚として活用できます。耐荷重が高いタイプなら、靴や掃除用具も収納可能です。設置場所を自由に変えられるので、模様替えやレイアウト変更もしやすいのがメリットです。
このタイプの棚はデザイン性も高く、木製やメタル素材など選択肢が豊富。機能性と見た目の両方を重視する人にピッタリの収納方法です。
まとめ
狭い賃貸玄関でも、ちょっとした工夫とアイデア次第で収納力は大きく変わります。今回ご紹介したように、縦置きラックや壁面収納でデッドスペースを活用したり、玄関ドア裏やマット下など「隠れた場所」に収納を作ったりすれば、限られたスペースでも快適な玄関が実現します。
また、靴だけでなくスポーツ用品や防災グッズ、ペット用品など、玄関に置いておくと便利な物も多くあります。これらを使いやすく、かつスッキリ見せるためには、統一感のある見せる収納や色使いが効果的です。
賃貸でも、突っ張り棒や有孔ボード、貼って剥がせる棚などを使えば、工事不要で収納を増やせます。しかも引っ越しの際も持ち運びができ、長く使えるのが嬉しいポイントです。
収納はただ物をしまうだけでなく、動線をスムーズにし、日々の暮らしを快適にする役割もあります。ぜひこの記事のアイデアを参考に、ご自分の玄関に合った収納スタイルを作ってみてください。
